遺品整理を自分でやる方法|滋賀県5市の粗大ゴミ・家電リサイクル手順

遺品整理を自分でやる方法

自力遺品整理は1R〜2DK程度・近距離・通常死であれば可能。家電リサイクル法対象品・粗大ゴミは自治体経由で個別処分。大量・遠方・特殊清掃必須は業者依頼が現実的です。

この記事でわかること

  • 自力遺品整理が現実的な物量・条件
  • 滋賀県5市の粗大ゴミ受付窓口と申込方法
  • 家電リサイクル法・PCリサイクル法に基づく処分手順
  • 自力でやる際に注意すべきリスク(相続・個人情報・体力)
遺品整理を自分でやる方法の参考イメージ

自分で遺品整理できるのはどんなケース?

1R〜2DK程度の物量、近距離(同一市内)、通常死、相続人合意済み、体力ある作業者2名以上を確保できる場合は自力が現実的です。

遺品整理を自力で完結させるには、物理的に運搬・分別できる量であることが前提です。一般的に以下の条件をすべて満たすケースが自力向きです。

  • 物量: 1R〜2DK・家具少なめ・布団や日用品が中心
  • 距離: 作業者が現場まで30分以内で通える
  • 死因: 通常死(病院・施設での死亡)で家屋内に体液汚染や腐敗臭がない
  • 相続: 法定相続人全員で「自力で進める」合意がある
  • 体力: 2t車相当の運搬を分担できる成人2名以上
  • 時間: 連続2-3日間または週末複数回で完了できる

自分でやるのが難しいケースは?

3LDK以上の大量物・遠方・孤独死後の腐敗臭・ゴミ屋敷状態は自力NG。業者依頼が現実的かつ安全です。

以下のいずれかに該当する場合、自力で進めると体力的・衛生的・法的リスクが大きいため、業者依頼を検討してください。

  • 3LDK以上または家具・家電が多い住居(自力では1週間以上かかる)
  • 孤独死・自然死で発見が遅れた(体液汚染・害虫・腐敗臭→特殊清掃が必須)
  • ゴミ屋敷状態(床が見えない・天井近くまでゴミ)
  • 遠方(東京・大阪など片道2時間以上)で複数回の移動が困難
  • 大量の仏壇・神棚・位牌(閉眼供養が必要)
  • 2階以上から大型家具を下ろす必要があり、エレベーターがない
  • 遺品の中に高額品が含まれる可能性(査定なしで処分すると損失)

孤独死・特殊清掃必須のケースは、感染症リスクと法令準拠の観点から必ず特殊清掃の知識を確認のうえ専門業者へ。自力NGです。

自力遺品整理の5ステップ

①相続人合意→②4分類仕分け→③通常ゴミ→④粗大ゴミ申込→⑤家電・PCリサイクル法対応 の順で進めます。

ステップ1: 相続人合意と日程確保

民法第896条以降に基づき、遺品の所有権は相続人全員の共有となります。一人で勝手に処分すると後から相続トラブルになるため、必ず法定相続人全員で処分方針を合意してから着手してください。

ステップ2: 4分類仕分け

  • 貴重品: 通帳・印鑑・権利証・有価証券・保険証券・現金・年金手帳・遺言書
  • 形見: 写真・手紙・着物・指輪・万年筆・記念品
  • 処分品: 衣類・日用品・古い家電・寝具・家具
  • 買取品: 骨董・貴金属・ブランド品・書籍・楽器(古物商に査定依頼)

ステップ3: 可燃・不燃ゴミ

通常の収集日に指定袋で出します。一度に大量に出すと収集を断られるケースがあるため、複数回に分けてください。

ステップ4: 粗大ゴミ申込

市町村の粗大ゴミ受付センターに電話またはWebで申込。粗大ゴミ処理券を購入し、指定日に指定場所へ排出します。詳細は次の章で市別に解説します。

ステップ5: 家電・PCの個別処分

テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンは家電リサイクル法、パソコンはPCリサイクル法に従って処分します。粗大ゴミとして出すことはできません。

滋賀県5市の粗大ゴミ出し方

滋賀県内の市町村は粗大ゴミ受付・処理券方式が異なります。以下は2026年5月時点の公開情報。最新は各市の公式サイトで確認してください。

大津市

  • 方式: 戸別収集(事前申込制)
  • 申込窓口: 大津市廃棄物減量推進課・各地域清掃事務所
  • 処理券: 大津市指定の粗大ごみ処理券(コンビニ・許可販売店で購入)
  • 料金目安: 品目により¥400〜¥1,200程度
  • 公式: 大津市公式サイトの「家庭ごみ・粗大ごみ」ページ参照

草津市

  • 方式: 戸別収集(事前申込制)または持込(クリーンセンター)
  • 申込窓口: 草津市環境課・湖南広域行政組合
  • 処理券: 草津市指定の粗大ごみ処理券
  • 持込: 湖南広域衛生センター(守山市内)に直接搬入も可
  • 公式: 草津市公式サイト

彦根市

  • 方式: 戸別収集(事前申込制)または持込(彦根市清掃センター)
  • 申込窓口: 彦根市生活環境課
  • 処理券: 彦根市指定処理券
  • 持込: 彦根市清掃センターへの直接搬入も可(要事前連絡・身分証)
  • 公式: 彦根市公式サイト

長浜市

  • 方式: 戸別収集または持込(長浜市環境センター)
  • 申込窓口: 長浜市環境保全課
  • 処理券: 長浜市指定処理券
  • 持込: 長浜市環境センターへの直接搬入が可能(住所確認可能な身分証必要)
  • 公式: 長浜市公式サイト

東近江市

  • 方式: 戸別収集(事前申込制)または持込
  • 申込窓口: 東近江市廃棄物対策課
  • 処理券: 東近江市指定処理券
  • 持込: 中部清掃組合のリサイクルセンターへ直接搬入も可
  • 公式: 東近江市公式サイト

注意: 上記の処理券価格・受付方法は変更されることがあります。申込前に各市公式サイトで最新の料金表と申込フローを必ず確認してください。

家電リサイクル法対象品の出し方

テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンは粗大ゴミに出せません。家電量販店引取・自治体指定の処分方法・許可業者への依頼のいずれかが必要です。

家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)により、以下4品目は通常の粗大ゴミとして処分できません。

  • エアコン(室外機含む)
  • テレビ(ブラウン管・液晶・プラズマ)
  • 冷蔵庫・冷凍庫
  • 洗濯機・衣類乾燥機

処分方法(3パターン)

  1. 家電量販店に引取依頼: 購入店または買い替え時の引取が一般的。リサイクル料金+収集運搬料が必要
  2. 指定引取場所へ自己搬入: 郵便局でリサイクル券を購入→指定引取場所(滋賀県内に複数)へ持込
  3. 市町村が紹介する許可業者へ依頼: 一般廃棄物収集運搬業許可業者が対応

リサイクル料金の目安(製造メーカー・サイズにより異なる):

  • エアコン: ¥990〜¥2,000程度
  • テレビ(小型): ¥1,320〜¥2,420程度
  • 冷蔵庫(小型): ¥3,740〜¥5,000程度
  • 洗濯機: ¥2,530〜¥3,300程度

※ 上記に加え収集運搬料が別途発生します。詳細は家電製品協会の家電リサイクル券センターで確認。

パソコン・小型家電の処分

パソコンはPCリサイクル法対象。メーカー回収か小型家電リサイクル制度を利用します。データ消去は必須です。

資源有効利用促進法(PCリサイクル法)により、パソコンは粗大ゴミに出せません。

処分方法

  • メーカー回収: 2003年10月以降に購入したPCはPCリサイクルマーク付。メーカーが無償回収
  • マーク無しPC: 各メーカーへ申込み、リサイクル料金を支払って回収依頼
  • 小型家電リサイクル: 市町村の回収ボックス(公共施設等)に投入。データ消去は依頼者責任
  • 認定事業者回収: 環境省が認定した宅配回収業者(リネットジャパン等)が無料回収(一部例外あり)

データ消去は必須: 故人のPC・スマホは個人情報・パスワード・写真が残っています。物理破壊(HDD取り出し→ハンマー破砕)または専用ソフトでの完全消去を行ってから処分してください。詳細はデジタル遺品整理ガイドへ。

自分でやる際の注意点とリスク

相続トラブル・個人情報漏洩・体力負担・高額品の誤処分の4つが主なリスクです。

  • 相続人合意なしの処分はトラブルの元: 民法上、遺品は相続人全員の共有。事前に書面で合意を取る(簡易な遺産分割協議書で可)
  • 個人情報の流出: 通帳・カード・写真・PC・スマホは物理破壊または専用消去
  • 高額品の誤処分: 古い壺・絵画・着物・楽器は専門家査定前に捨てない。遺品買取の知識を参照
  • 無許可業者への安易な依頼NG: 「無料回収」を装う無許可業者は不法投棄リスク。依頼者責任を問われるケースあり(廃棄物処理法第25条)
  • 体力負担: 1日4-6時間の作業は2-3日連続だと体力的に限界。腰痛・転倒事故に注意
  • 賃貸退去期限: 退去期限が短い場合は自力では間に合わない可能性が高い
遺品整理を自分でやる方法の補足イメージ

自力では難しいと感じたら — 滋賀県の遺品整理

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出典・参考情報

本記事は遺品整理士認定協会の業務範囲を参考に作成しています。各市町村のゴミ処理ルール・料金は変動するため、申込前に必ず最新情報を公式サイトで確認してください。

最終更新: 2026-05-12
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